2012年9月11日火曜日

bigtime "THE HOME 2 23,709キロ" を観た







東北をメインに活動するbigtimeクルーの今シーズンのDVD

あのスピンがどうのとかあのスタイルがどうのとかそういうことは書くつもりはなくて

"イチ"スノーボーダーとして率直な感想

 1.ロケーションがすばらしい

山形、天元台、蔵王、すみかわ 福島、秋田、八甲田、月山

例年のことながら東北にこだわって作っている

去年は地震があってシーズンが強制終了になってしまったので 

滑れる喜びが全編にわたって感じられるかな

DVDの進み方もよくありがちなライダーごとのパートではなく

場所、スポットごとのシーン展開

自分たちが滑りに行く時のワクワク感を感じれる

バックカントリーなら朝、ライダー、カメラマンと合流して用意して

山に登って行き スポットチェックして、パウダーランしてみんな笑顔

ユッキ(杉本幸士)、マツ(松浦広樹)、マサミツ(高橋正充)の

パウダーラン、 ナチュラルでの遊び方、安定感はスゴい

今年はフータ(安立風太)が加入してバックカントリーの

なめらかな切り替えからのライン取りはさすが!車庫入れだ

ストリートなら全員でアイテムに対し下見をしてアプローチを作って

ライダーがカメラ回してスラムしてメイクしていくという ライダーの意地というか

いい画をワンカットでも残そうという気迫が伝わってくる

アスカ(伊藤明日香彼女いない歴20年)が上手い!!

ゴウ、マサキ、ヨウスケのエグいリッジとかウォールもスゴい

かといってストリートにありがちな殺伐とした現場ではなく、

実物のbigtimeクルーを見るたびに思うんだけど

みんな超仲がいいみたいだからメイクした時の一体感がハンパない

HRM(高橋博美)が「なげー」とか「角度やばくね」といいながら

男子ライダーに混じってメイクするのは必見だとおもう

長いレールメイクした時にこっちまで泣きそうになった

かといってパウダー、ナチュラルキッカーのシーンでも

いい滑りをみせてくれるHRMのオールラウンド加減がスゴい

ストリート撮影につきものの白黒の車に乗った人も出てくるけどピースフルで笑う

すみかわのDCパークでのシーンもあってゲレンデ遊びの参考にもなる

チズ(加藤 千寿)のスミカワビッグキッカーのスピンは女の子のスピンじゃない かっこいい

2.長い

本編だけで1時間

ロケーションが多いしダラダラとした1時間ではないからあっという間に見れる

お得!!

音楽もいい

エンドクレジットは月山のBigsmile Againのセッションが収録されている

3.まとめ

長々と書いたけど言いたいのは間違いなく「買い」の一本だということ

というか、「観て」欲しい

最近のスノーボードDVDの流行りの一眼を使ったボカシ撮影とかレール撮影とかはないし

バックカントリー、ストリートと特殊なシチュエーションはあるけども

東北って山も人もこんなにいいところなんだって思えると思う

作品中ライダー陣が終始笑顔で滑ってて、メイクしたりすればマツポーズで

本当に楽しいんだろうなー

それをそのままDVDに入れてあるという感じ

かといってダラダラしてないからいっぱいカット撮ったんだろうな

もちろんここに名前が出てこないライダーのみなさんもスゴいよ


あ、あと普段は君付けで読んでるのに敬称略にしてみました みんなサーセン

いいDVDをありがとう






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